馬の国内の輸送方法
JRAでトレセンから各競馬場への馬の輸送は担当厩務員が同行しながら全て馬運車と呼ばれる専用の大型トラックで運びます
ですので国内の馬の輸送は全て陸送で運ぶことになります
海外への輸送では飛行機での空輸になりますが国内では使いません。
例えば栗東トレセンから北海道の函館・札幌には陸路で馬運車ごとフェリーを使って20時間以上の長旅になり、馬の負担も大きく輸送熱などのトラブルも少なからず発生しています
これだけを聞くと遠方への輸送に空輸を使えば馬の負担を減らせるかもしれないですが、現実的には、トレセンから空港・空港から競馬場でそれぞれ馬運車に積み替えやら搭乗待ちで却って手間と時間かかってしまって逆に馬に負担をかけてしまいます。
現状では空輸は費用のことも含めて現実的ではありません
馬運車も年々改良されて乗り心地も良くなっており換気も優れた馬に優しい構造になっています。それでも時間と距離だけはどうしようもありません
馬運車の少しでも馬に負担のない輸送の努力を知ってもらえれば嬉しいです