馬は臆病な動物で逃げることで身を守る敏感な動物ですその反面、安全だと認識したものには無頓着で鈍感な動物ですなので人間に対しても安全な人と認識すると特に何かされても気にしないし、恐怖を感じた時にそれから逃れる為に人に頼るようになりますこれが…

トレセンのお仕事は、とにかく挨拶をする仕事で、朝すれ違うたびにおはようございますって挨拶するのが日常です。 まー馬関係だけじゃなくて、どこの業界でもいると思うんですけど、挨拶しても絶対に返さないで無視する人っていますよね？ 口付いてんのか⁉️…

昔より2歳新馬戦が早くなったけど3歳の未勝利戦が終わるのも早くなった結果2歳戦は小頭数の頭数割れで多頭数の3歳未勝利が減ったのはトータルで競馬の出走回数が減ってる訳だから馬主側の負担増にもなってる厩務員の待遇UPの為にもお互いに環境が良くなって…

たまに競馬でも聞いたりする疾病で鼻出血ってありますよね？ あれは要は鼻血のことで、馬は鼻出血が出ると息ができなくて走ることができなくなります。競馬で発症した馬は馬体の保護の為、次走の出走を制限されるけっこう重大な疾病です知らない人は鼻血でそ…

JRAの夏の暑さ対策わかりにくいかもしれませんがたくさんのことをしてくれていますその中でも厩舎にエアコンや競馬後の水冷シャワーの導入で熱中症の馬が劇的に減りました試行錯誤ですがJRAは馬の暑さ対策を考えてくれてます— うまなり@ベテラン厩務員 (@uma…

JRAでトレセンから各競馬場への馬の輸送は担当厩務員が同行しながら全て馬運車と呼ばれる専用の大型トラックで運びます ですので国内の馬の輸送は全て陸送で運ぶことになります海外への輸送では飛行機での空輸になりますが国内では使いません。 例えば栗東ト…

老後の備えはお金も大事だけど健康が1番大事年取ってから気付くけど若い頃は勉強に投資して今は健康に投資する— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月28日 来年の夏競馬から暑さ対策に薄暮競馬をするみたいですね薄暮でどれ程の効果があるかは…

毎朝、厩舎に来て馬をチェックするとき実は怖い、いつも脚元をチェックして何もなかった時の安心感。ホッとするし今日もがんばっていきましょう〜って馬に声かけたくなる 午後の仕事に来た時も、何ともなければまず安心する 脚元が丈夫で身体がタフな馬はほ…

めっちゃ面倒臭そうに馬場に向かって行くのに、いざ馬場入ると『ウッヒョー‼️』って感じで猛ダッシュしていく馬なんなん⁉️こっちはめっちゃキツいねん❗️— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月27日 新人で初めてトレセンに入ったとき、みんなの…

お題「ささやかな幸せ」 馬にも個性や元々の生まれもった性格もあるので物凄く人懐っこい仔や、どうしても人間嫌いな子もいるし、そもそもあまり構わないで欲しいって子もいるので、そうゆう子達にはなるべく構わないことでストレスをかけないようにしていま…

馬が好きだから馬産業がずっと続いて欲しいし馬が好きだから馬が身近な存在になって欲しい— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月26日 WBCといい、ドバイW杯といいめでたいね〜— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月26日 厩務員…

人間らしい生き方って当たり前ですけど人間らしい社会で生きることですよね ならば周りに木々があって、鳥や虫がいて鳴き声がしたり、猫や犬などもいて騒がしくて、馬の足音やいななきが聞こえて（ちょっと違うか？）子どもがはしゃいでたくさんの音がする。…

仕事に行くと馬房に担当馬がいるのでちょっと嫌なことがあっても「まあ馬房に担当馬いるしな」ってなるしむかつく人に会っても「そんな口きいていいのか？私の担当馬かなり気が強いぞお前蹴り飛ばされるぞ」ってなれる。戦闘力を求められる現代社会において…

よく長期のリフレッシュで休ませて馬が成長したとか、一夏越えて身体が一回り大きくなったとかよく聞くコメントありますが、やはりいいニュアンスのコメントで好意的に受け止めてもらえますよね。 でも、変わらないことも大事です 特に若馬、3歳馬などが変わ…

馬は耳がいいから厩務員同士の会話とかも聞いてます厩務員同士が楽しく喋ってたら馬もリラックスしてることが多い— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月24日 この前のストに関わった人に制裁するとか、ストした人に罰則を作るって噂が流れてる…

正直に言いますとパドックが長いとキツいですね まだ回るのかーとか思いながら時計をチラチラ見ちゃいますでも観客に見せる唯一の機会なのでどうだ俺の担当馬を見てくれ（オーナーさんの馬ってことはわかってますよ。そんな気持ちってことで）って気持ちで回…

WBCが最高の結果で最高の試合だったから観てて楽しかった〜もう終わってしまったのが寂しい— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月23日 馬の乗り方って理論を体系化して教える人がいない身体の使い方やトレーニングを教える人はいるけど馬その…

当たり前ですが歳を取って、定年までまだまだって思ってたのがもう定年が見えるころの歳になりました。 それでも定年までにケガや病気で今の仕事を続けられなくなったらどうしようって不安はあります競走馬でなくても馬に関わる仕事ができるのか、それとも馬…

仕事中やけど気になってしゃーない＃WBCBaseball— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月22日 夜飼葉のとき厩舎の扉を開けるだけで馬たちの喝采が聞こえますでもまだ夕方くらいに忘れ物取りに扉を開けても勘違いして喝采をあげる子もいるのでさ…

馬を扱ってても99％は何事もなく大丈夫です。でもその残り1％のアクシデントがとんでもない事故になることがあります。私でも、実際に大怪我どころかあわや死にかけたこともああります。もし一般の人が巻き込まれるような事故があったら大袈裟かもしれないけ…

今日は仕事中もWBCが気になってしょうがない— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月21日 厩務員がパドックを見てもわからないみんないい馬に見えるからファンの方がいつも真剣に見てるからパドックは詳しいと思う— うまなり@ベテラン厩務員 (@u…

競走馬でよくピッチ走法の馬とストライド走法の馬って聞きますけど、厳密に言うと競走馬はストライド走法しかありません競走馬がスピードを上げるには歩幅を大きくして一歩の距離を伸ばすことによっスピードが上がるからですピッチ走法の馬がスピードを上げ…

WBCやサッカーワールドカップなど世界のトップアスリートの競技は観る人を興奮させるし多くの人を感動させて、その選手に憧れたりスポーツをやってみようとたくさんの人への普及に貢献します私たちが野球やサッカーなどを楽しんでプレイするきっかけにもなり…

競走馬の走り方（ギャロップ）には２通りの走法があります 回転襲歩と交差襲歩で、回転襲歩は静止状態からのダッシュをする時の走法で競馬ではゲート発進の際に見られる走法です 交差襲歩は動作中にスピードを上げていく課程の中で最高速度を出す為の走法で…

今わかる範囲で今回の春闘をまとめると、11年前にどん底まで売り上げが落ち、各種手当てや1部賞金のカット等もあり調教師会・馬主会の使用者側からの要求に屈する形で、以降新規入社の厩舎従業員の給料を20%カットする新賃金体系を導入。 現在は売り上げも回…

飼い食いの細い馬、牝馬に多いんだけど、担当してて1番悩む身体が減って強い調教できなくなるし、何とか食べさせる為に嗜好性の高い甘い配合飼料中心にするけどそれは食事としては不自然少量で食事の回数を増やしたりあの手この手で食べれるように工夫する厩…

JRAの馬主の数が増えてバブル期の過去最高に迫る勢いです各セリでの売り上げ・売却率も毎年過去最高を更新するくらい活況で競馬産業の未来もさぞ明るいとのことでしょう…とは思いません馬主サイドからすれば馬の購入費も上がる牧場・厩舎の預託費も上がるこ…

今日も花粉が飛び交う春日和ですがめげずにがんばっていきましょう— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月14日 #陳健一苦しく作るより楽しく笑顔で作った方が美味しい物が作れるんじゃないかなって馬も笑顔で扱った方がいい馬になる— うまなり@…

世の中、どちらにも正義があるのにどっちが悪かを決めたがっていないでしょうか一方的な側からの意見に左右されて、本質を見誤っていないでしょうか今日の正義は明日の悪にされてしまう世の中です。芥川龍之介の「世論は常に私刑であり、私刑はまた常に娯楽…

思い通りに行かないもどかしさと上手く行った時の嬉しさとを全部ひっくるめて面白いと感じることが競馬の醍醐味だと思う— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月14日 花粉死ねばいいのに— うまなり@ベテラン厩務員 (@umanari_uma) 2023年3月14日…