うまなりの馬なりブログ

競走馬のベテラン厩務員が教える馬ブログ

絶対に怖くない優しい馬の触り方

馬を触りたいけど噛まれそうで怖いどうやって馬触ったらいいですかって質問があったので絶対に怖くない触り方教えます
まず、触る時にスッと手のひらを差し出すと馬は本能的に警戒します。

馬は尖った物を怖がりますので、人の腕や手の指は馬は怖いのです。なので、腕を出す時は脇を閉めて胴にくっつけながらゆっくり出します。

次に手の平は腕と色の違いがあるので、手の甲を向けて差し出します。その時は軽く袖を捲った方がいいですね。

そして馬が手に鼻面を寄せてきたら、危険な物ではないと確認させてから、ゆっくりと手の平を向けて触ってあげると大丈夫です

 

それと指を噛まれる原因はニンジンだと思って間違えて噛んでしまうことがほとんどなので悪気はないです。でも噛まれると痛いので、指を折り畳んで「猫の手」か「グー」の手をしながら差し出すと噛まれることも予防できます。

 

あとはちょっとの勇気で誰にでも簡単に触れます。馬の顔を撫でるのは何とも言えない心地良さがありますよ