馬の脚は左右対称ではない
例えば馬の脚にバンテージ巻いてるとよくわかるんですが、足が左右対称の馬なんて見たことがありません。膝から下がまっすぐな馬なんてまずいません
どの馬も左右で膝や球節の付け根の位置や角度が違うし脚の太さも違います(まだ出会ったことがないだけで本当はいるのかもしれませんがいてもごく僅かだと思います)
人間も左右対称ではないから当たり前と言えば当たり前かも知れませんが、人と違って馬は自覚できないので自から矯正したり意識して気をつけたりすることができません
なので脚の形を見てある程度は負担の来やすい箇所などの目安をつけながら気にしてケアしたりします
また馬は、交差襲歩という走法(また今度説明します)によって右前脚と左後脚、左前脚と右後脚と対角線上に故障が連動するのでケアする箇所は全身に及びます
ただ闇雲にケアするのではなくて、考えながらケアしなくてはならないので脚元の特徴はしっかり把握しておかなければなりません